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○○○リポート

1 かざね [2004/07/10(Sat) 22:18]
以前、ウォレンレポート、って史実を記すリポートがありました。今回も2、3、3'に関わらず史実を残したいと思っています。色々と事情はあると思いますが、積極的に歴史を残していきませんか?

穿った歴史も公序風俗に反してなければいいと思っています。どうぞよろしくお願いします〜!


19 語り部 JEFF [2005/01/09(Sun) 18:48]
神竜の月9日〜
今日のリファインサザンクロスは晴れ。
長い間、放置されていた焔の剣は、今日、グラムドリングへと成長した。そして、また長い長い放置がこの雄々しく燃える炎の剣を次なるカタチへと変えてくれるだろう。
午後、リファインサザンクロスのショップを覘く。今日も店主はいつもとかわらぬ声で出迎えてくれた。しかし、今日も冷やかしに終る・・・

20 謎の男ミスターX [2005/01/23(Sun) 23:42]
その日、私は友人と別れるとすぐにゲームセンターへと足を運んだ。
最近入荷された鉄拳5が非常に面白い。前作に比べ、グラフィックも大幅に向上し、新しいキャラクターも追加された。
特に一部のキャラはK-1やプライドを意識…おっと、これは言ってはいけなそうだ。
とにかく私は鉄拳5に夢中になっていた。当然、入荷されたばかりのそのゲームには常に人だかりができている状態で
私を含めおよそ15人の人たちが、たった2台しか無い筐体に集まりワイワイガヤガヤとゲームを続けている状態だった。
ふと気付くと、もう23時ではないか。友人と別れたのが午後1時だから…もうかれこれ10時間も鉄拳5をプレイしていたことになるのか
おっとまずい、早く帰らないと終電が無くなってしまう…総武線は終電の時刻が早いのだ。こういうとき総武線は不便だとつくづく思う。
何はともあれ、私はゲームセンターを後にした。しかし、そこで私はあることに気がついた。
昼から何も食べていないのだ。
ただひたすら鉄拳に夢中になっていたので、空腹であることすら忘れていた…これはまずい。
健康な肉体を維持するためには健康な食事が必要不可欠だ。身の危険を感じた私は、そばにあったモスバーガーへと駆け込んだ。
「いらっしゃいませ。店内でお召し上がりですか?」
うるさい。私は急いでいるんだ。はやくモスチーズバーガーのオニポテセット(ドリンクは山葡萄スカッシュ)をテイクアウトで持ってこい
「かしこまりました。番号札をお持ちになってお待ちください」
番号札はどうでもいいから早くしろふざけんなよ終電に間に合わないだろタコハゲさきイカ
「お待たせいたしました。モスチーズバーガーのオニポテセットです」
山田花子に酷似した店員からひったくるように紙袋を受け取った私は、早足で駅へと歩いていった。時間的に見ても厳しいところだ。間に合うだろうか。
あと2分…1分…改札を抜けて…間に合った!私がホームにつくと同時に、電車が到着した。ギリギリセーフといったところか。
電車に乗り、ほっと一息つく。東京方面なので終電にも関わらず車内はガラガラだ。
一息ついて優先席を占領するように座り込み、先ほど買ったモスチーズバーガーセットの袋を開けた。
香ばしい空気が鼻を通りぬけ体へと染み込む。いい気分だ…早速頂くとしよう。
オニポテもほどよい温度になっており、モスチーズバーガーはそれなりにボリュームもある。よい感じだ。
正面に座っているサラリーマンが物欲しそうな目でこちらを見ているが知ったことではない。ふう美味かった。が、10時間カラだった胃袋には少し物足りなかった
てりやきバーガーも単品で頼むべきだったと私が激しい後悔の念に襲われていたとき、私はあることに気付いた。
電車に乗ってから食べたのは、オニポテとチーズバーガーと…。
「ああ!あの店員山葡萄スカッシュ忘れやがった!」


一方その頃、ロボロフスキーは滅んでいた。

21 鬨の声 [2005/01/31(Mon) 19:21]
終わらない翼〜

月が翳り 風が呼ぶ
星が嘆き 空が落ちる

戦慄のアリアが鳴り響き
彼の地を取り戻せと哭き叫ぶ

積み重ねられた 戦士達の屍の上で
紅に染まる手を…剣を握りしめ ココロに刃を突き立てる
自らを削り 全てを抉る牙を求め続ける
己の嘆きを 刃と成して

不意に頬をつたいおちる雨…立ち止まることは許されない
終わらない翼は 彼の地を取り戻すまでは
その先に暗闇しか みいだせなくても
一縷の光を紡ぎながら…

終わらない翼は 彼の地を取り戻す為に
終わらない翼は あがらい続ける…UNDOと。


22 深夜徘徊族 [2005/02/02(Wed) 05:03]
見えない翼♪
〜ゼテギネア大陸の英雄たちに愛を込めて〜

空には太陽が

夜には星の光が

あなたには強さが…よく似合う

世界中 風さえ在るのなら

どこまでも 飛べると誓い合う

まだ見ぬ翼を信じて
まだ見ぬチカラを その瞳に秘めて

輝くあなたを信じてる

23 鬨の声 [2005/02/02(Wed) 12:01]
羽ばたきの翼
〜ゼテギネア大陸の英雄たちへ〜

空を…天を仰げ
地を蹴り その身を大空へ
恐れるものなんてない
風が君たちを支えてくれる
君たちには見えない翼がある
それは飛んでみなくちゃわからない
どんな形か どんなに大きいのかも
迷うな 飛び出した先は
君だけの空

24 竜の角笛 [2005/02/04(Fri) 21:44]
愚かなるかなゼテギネア

今日もそろって夢見がち

英雄だろうと、なかろうと

その身を賭して死にに来い

死臭にまみれた母国へと

馬に引かせてなんとやら

所詮、頼りの翼とて

片翼もげば、もはや

生きる事すら出来ぬだろうに

25 深夜徘徊族 [2005/02/05(Sat) 05:11]
飛べない翼♪
〜ガリシア大陸の知られざる楽園に愛を込めて〜

片羽の翼が痛みを感じる

もしも、飛べるなら

あなた元に飛んで行きたい

大空高く、大陸を越え

あなたの元へ舞い降りる

もしもあなたに会えるなら

たった。一言伝えたい



ありがとう。


26 鬨の声 [2005/02/06(Sun) 10:08]



ごめんね。

それが最後に聞いた君の声

”君を守る”…そう誓ったのに

”守る”なんて傲慢だったね、

ただ傍にいたい いさせて欲しい

ただそれだけだったんだ

もしこの声が君に届くなら

たった一言伝えたい



ありがとう。


27 あぼ〜ん [あぼ〜ん]
あぼ〜ん

28 Load to the Babel ◆446FuHUI [2005/03/08(Tue) 12:08]
――漢たちは、立ち上がった。最弱の要塞を作ろうと、思った。これは、歴史の片隅で壮大な建造物を作り上げる事に魅せられた者たちの、魂の物語である――

〜〜水竜の月17日〜〜
その夜、ガリシア大陸のとある国家が、隣接するゼテギネア大陸の一国家Cageの侵攻により滅亡した。戦略の発動が確認されてから僅か1分で決着に至っており、日々激烈な闘争が繰り返されている両大陸間の戦略としては、ごく小規模に分類されるものだった。現存している国家の中で実は一二を争う古い歴史を持つこの国は、最期の瞬間に至るまで、一度も他国にむけ進軍する事はなく、また他国からその拠点を脅かされる事もなかった。両大陸間における軍事的、政治的緊張が常に臨界点付近にある状況の下、決して強国とも大国とも呼べない同国がその命を永らえてきたという事実は、注目に値する。多くの歴史家達によって、この国の特筆すべき国是と、それを実現すべく日夜励む国民達の結束が、国家寿命を長からしめた一因ではないかと指摘されている。同時に、その国是の故に、他国からの侵略を受ければ瞬く間に亡国の憂き目に遭うであろう事は、想像に難くないと言う事も。
自分達の手で築き上げてきた要塞が、長年の営みが、一瞬のうちに崩れ去るのを看取った者たちの顔にはしかし、ある種の達成感が満ちていたという。瓦礫と化し、最早その懐中に国民を包み込む事の出来なくなった要塞跡で、無念さをかみ殺しながらも、我らの行いに悔い無しと肩を叩き合う国民達の姿があった、と伝えられている。また滅亡の少し前、同国において盛大な宴が催されていた事が確認されている。これは恐らく、国是とされていた要塞建造が、一つの目標点に達した祝いの宴であった、というのが大筋の見方である。
なお、後に城砦跡から剣で刻んだと思われる落書きが発見され、そこには以下のような文字が残されていた。
HP 240000/240000 攻撃力 NT+31+1 防御力 NT+31+1 命中力 NT+31+127

29 名無しさん [2005/04/07(Thu) 03:39]
先日勃発した騒乱も一段落していた。春先にもかかわらず肌寒い、そんな日だった。

その弓兵はいつもの様に仲間と雑談しながら今日も見張りに就く。
一段落したと言ってもあの戦禍。今も傷が癒えず床に伏せる者が多く、見張りは少数に限られていた。
会議中であった総帥に異常なしの報告を済ませたその帰り道。弓兵は少しならよいだろうと図書室へ赴く。
どのくらい読書に耽っていただろうか。ふと我に返った弓兵は、急いで見張り台へ戻る。

そして見た。

弓兵はそれでもまだ冷静だと思っていた。
配置に着き部下に檄を飛ばしそして総帥に報告する。それが隊長である自分の役割だった。
しかし先程報告をしたばかりの総帥が不在とわかると、冷静さは幻想であったと気付く。
震える手は射慣れている筈の矢を取りこぼす。やっとの事で矢を番え、標的を捉えるべく顔を上げる。
すぐ目の前には味方でない兵がいた。

気がついた弓兵は治療を受けていた。聞けば城壁を乗り越えてきた敵兵に鉄爪で斬り倒されたらしい。
敵の第一波は城壁を半ばまで破砕し今は退いているという。立ち上がり、叫ぶ。今敵を叩けば勝機はある、と。
誰にとっても偽りでしかない科白は隊長という立場が口を衝いたからだ。”あれ”を目の当たりしては。
”あれ”は軍勢と言うより波のようだった。そう”あれ”は軍勢、先の騒乱後から急成長した国『テルミヌスエスト』の。
絶望的な戦力差。それでも誰も諦めを口にしなかった。各々が武器を取り、立ち上がる。

既に城壁は完全に破壊されていた。自分達が倒れている間に戦っていた味方は皆倒れ臥している。
最期の時だと誰もが理解していた。投降を呼びかける敵将に対して、弓兵は矢で答える。
敵の指揮官は微笑む。嘲笑か、それとも覚悟を讃えての笑みなのかは判らない。彼はその表情のままゆっくりと手を上げた。
弓兵は怒号の壁に矢を放つ。一本目は盾に防がれ、二本目は誰かの肩口に当たり、そして三本目を射ることができなかった。
血溜りに顔を埋めながら聞いていた。自国の要塞が崩れ落ちていく音を・・・。

なんてことがあったかもしれなく(ぇ、影竜の月22日22:03に火炎の帝国『Pyromania』は滅亡した。


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